github

F010 github tips


ソースコードホスティングサービスであるgithubの覚書です。
前提としてCAE関係を考えています。
ですので、解析モデルのさまざまなバージョンを作成することがあったとしても、一つのフォルダに並べていた方が都合がいいことが多いかもしれません。
有効そうな場合は、複数人で解析モデル(メッシュ構造)を平行で作成するような場合でしょうか。
もっとも、処理ツールをチームで作成するといった、本来的な使用のケースも十分あると思います。

ユーザー登録

以下の項目があれば設定できます。

ユーザー名:

メールアドレス:

パスワード:

紹介されているサイトも数多くありますので、困ることはないと思います。

下記はdesktopアプリ(https://desktop.github.com/)を用いた場合です。

使い方

「リポジトリ」とは、GitHubでファイルやディレクトリを保存する場所のこと。

githubによるファイルのバージョン変更

ローカルリポジトリの作成

何か作業をしてファイルを作成します。ここではtest1.inpファイルを作成したことにしています。
inpファイルはccxのモデルファイルです。

このファイルが入っているA160_2のフォルダをローカルリポジトリとして設定します。

メニューからNwe repositoryを選択します。
Nameをフォルダ名にして、そこまでのパスをlocal pathに入力します。

引き続きリモートリポジトリの作成を行います。

リモートリポジトリの作成

Publish repositoryをクリックします。
Publish repositoryをクリックします。

パブリッシュすることで、リモートリポジトリが作成されます。
ブラウザで確認すると、A160_2のリポジトリが作成されています。(ブラウザ更新)

リモートリポジトリが作成される
A160_2にはtest1.inpファイルが格納されています。

ブランチの作成(ローカル)

test1.inpファイルを変更して新しいモデルを作成する場合を考えます。
そのような場合には、ブランチを作成します。

New branchを選択して、新しいブランチを作成します。

ここでは新しいブランチとして、model2を作成します。

model2(ブランチ)を作成。

ブランチとしてmodel2を作成した後、test1.inpファイルはmodel2のファイルとして操作されるようになります。

test1.inpを開いて、**model2と記入してみます。

github desktop上では、変更差分が表示されます。

commit to model2

左下のCommit to model2をクリックします。

リモートへ更新する

その後表示されるpublish branchでリモートリポジトリでmodel2のブランチが作成されます。

リモートリポジトリに反映
model2が作成されたことの通知

ブラウザを更新して、model2のブランチ内を確認すると、test1.inpが追記したものに変わっているのが分かります。

元のファイルに戻す

Current branchをmainに変更するとローカルのファイルがmainのファイルと入れ替わります。

ブランチの変更
ブランチを元に戻してファイルが戻りました。

ブランチをmodel2に戻すとフォルダのファイルはmodel2のものになります。

参考

Godot4.xのプロジェクトで行ったものです。

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